このモニターは細毛のハイダメージ毛のケースです。キューティクルのダメージも大きいことも分かります。モニター8と同様にこのトリートメント処理によってキューティクルの立ち上がりも抑えられ、電顕的には大きな改善が見られますが、美容師さんの目からは良くなったが持続性には課題が残るというものでした。ただ、このようなかなり激しいダメージケースでは髪の油分の不足も大きな改善点ですので、モニター8と同様に3種混合PPTの後にヘマチンのような架橋剤やCMCオイルのような補修剤も必ず必要になるでしょう。アイロンは実験では180℃スルー(髪温度120℃)で行いましたが、これくらい激しいビビリ毛には100℃スルー(髪温度80℃)のほうが安全です。美容師さんのコメントの「1週間後では艶感と櫛通り感が低下した」との意見を取り入れれば、前述のようにさらにオイルの処理剤を追加する方法が考えられます。また、キトサン誘導体の擬似キューティクルも必要と考えます。